十和田湖と奥入瀬'16秋
10月14日八幡平の紅葉を満喫した後、
この旅の最後の宿のある十和田湖畔に向かいました。
湖畔で宿を確認した後、未だ明るかったので、少しでも
奥入瀬を撮ろうと出かけて近くの銚子大滝に行きました。
16:30頃ですが、昼でも暗い森の中、かなり暗かったですが、
滝をレースのカーテンの様に撮るには好都合でした。
落差は7mと小さめですが幅20mで水量が多く、かなり迫力が
ありました。三脚を使用し、感度iso400で1秒シャッターです。
標高が390mと低いため、紅葉は殆ど始まっていない状態でした。
緑の中の白い滝も綺麗です!なお、この時間でも観光客は
いっぱいで、旗を持ったガイドさんに導かれ、列が途切れず
続いていました。
奥入瀬、銚子大滝 @'16.10.14 16:30頃

滝の下流は、穏やかな流れでした!

ここで宿に戻って、予定通り17時ちょうどにチェックイン。
この日は、十和田湖湖畔の和式の旅館、弁慶さんです。
翌15日朝、例によって朝食前に湖畔を散策。まず湖岸の道に出て
有名な乙女の像まで歩きました。
島もあり、水鳥もいて、好天の下で綺麗な風景でした。@6:50

10分程度で乙女の像に着きますが写真は割愛して、帰り道の風景です。
大き目の観光船の桟橋付近が街並みで、湖岸にはしっかりとした
木道?が設置されていました。

宿に帰って朝食を頂いた後、今日のメインと言うより、この旅の主目的
八甲田山に急ぎ向かいました。
とは言え、折角奥入瀬を通るので、何カ所か止まっては急いで
手持ち撮影しておきました。何と言う場所かは分かりませんが
以下に紹介します。はじめの頃は、霧がかかっていました。@8:01

未だ霧があります!

更に下ると日が射してきて、霧はすっかり晴れ、
水の綺麗さが見えてきました!

更に下流

@8:10頃

未だ、夏の残り香を感じる十和田湖と奥入瀬を後にし
急ぎ八甲田山へ向かった結果を次回お伝えします。
以上です
tag : 渓流
八幡平の紅葉'16#4終
八幡平の紅葉その#4では、アスピーテラインを西に降り、国道341を
南下して、大場谷地湿原と玉川温泉を紹介します。今回で八幡平の
紅葉'16は終わり、再び八甲田山へ戻りますが、
途中十和田湖湖畔の宿で一泊しました。
今回の一枚目の写真は、玉川温泉です。
もうもうと湯気を立てる温泉の川!硫黄の匂い!
草津の湯畑の様な、木製の樋?も幅狭ですがありました!

以下は撮影順に紹介します。まずは大場谷地湿原です。
国道341から右側(西)に、こんな草紅葉の湿原が見えます。

駐車場に止め、木道を2分も歩くと上述の湿原の展望場に着きました。
左が国道沿いです。

展望場から更に先にづっと木道が伸びていて、周囲の林は丁度
見頃でした!日も差してくれて彩り鮮やか!

づっと進むと木道は林の中に入っていき、登りの山道に
なりますが、登り始めの場所で引き返しました。

少しアップで! 良い色です!

次に玉川温泉を訪ねました。国道341を南下し看板に従い左折して
下っていくと大きな有料駐車場に着きます。ここからは徒歩です。
温泉は更に一段下りますが、駐車場からの写真です。
黄葉真っ盛り!湯気も濛々と立っています。

駐車場から温泉の川沿いの道に降り、左に登っていきます。

2~300m進み、温泉樋がなくなると、ボコボコ?ゴボゴボ?と沸騰
の様に湧きだしていました。98度PH1.2!の酸性が強い湯だそうです。
PH1.2って塩酸や硫酸ではっと思い調べたところ、これらはPH=-1程度
とのこと。PH1.2の温泉に入ると傷があればピリピリ痛みを感じるとのこと。

次々にお客さんが来て、温泉川沿いを上流に向かって歩いて行きますが、
皆さん大き目の袋と、巻物にしたゴザを持っています。
途中で下の写真のような光景に出会い、理由が分かりました。
地面が温かいので、ゴザを敷き地面浴?岩盤浴をしているようです。

更に上流で、道が分かれ左に登っていくと、谷部の中でも地面にゴザを
敷きのんびりくつろぐ人々が見えました!

分かれ道を右に進むと写真の様な小屋が3軒。この小屋が
本来の温熱湯治場の様です。ここは無料だそうです!(13時過ぎ)

紅葉が見頃で綺麗な玉川温泉でしたが、温泉のスケールと
温度、酸性度など驚きでした。ちなみに駐車場から降りた辺りには
温泉宿もあり、普通に宿泊、湯治ができる場所です。
初めての八幡平、いわゆる温泉旅館には行きませんでしたが、
大自然の中のスケールの大きな温泉が多く、次に来るときは
温泉をのんびり楽しんでみたいとも思いました。
今回で八幡平の紅葉'16は終わりです。この後、この日の宿のある
十和田湖畔に向かって帰路に着きました。
次回は十和田湖と奥入瀬を、その後で八甲田山の毛無岱を報告します。
以上です
八幡平の紅葉'16#3
八幡平その#3では、旅の3日目10月14日の朝からをお伝えします。
この日も天気が良かったので、いつもの様に朝食前に
近くの撮影に出かけました。宿から広い道に出ると正面の林に
赤く色づいたツタウルシが目に入りました。

そして数百m先には、森の大橋。右岸道路脇に駐車スペースがあります。
上流側は砂防ダムから流れ落ちる水の白さに、色付いた紅葉が似合います。

下流側は深く、右端には滝?もある良い場所です。

宿に朝食を7時とお願いしておきながら写真に夢中になって
30分も遅れて朝食を頂きました。クボタロッジさん御免なさい!
さてクボタロッジさんは、もちろん初めて伺いましたが、
掛け流しの温泉とフルコースの夕食、そしてとても気さくな
ご夫婦が親切に対応してくれる素敵なペンションでした。
温泉は硫黄の香りが強目の温泉らしい温泉でしたし、お料理も
とても美味しく、料金のリーズナブルでお奨めです。
朝食後、八幡平樹海ラインを通って、見返峠へ登りました。
途中で、道端にキツネらしき動物を発見、慌てて車を止めましたが、
4~50m通り過ぎて停車。バックウィンドウ越しに振り返ると、
こちらへ走り寄って来るのが見えました。
餌を貰えると思ったのでしょうか?ゴメン!それはダメ!
写真だけ撮って去りました!

樹海ライン終盤、左手の藤七温泉トウシチオンセンです。
通り過ぎて少し登ったところで振り返って撮った写真です。
建屋の手前の低地に露天風呂があり男性二人が見えました。
女性は内湯でしょうね?湯は泥の様な灰色に見えました。
谷沿いにずっと湯気が立つスケールの大きな温泉です。

樹海ラインの終点は見返峠で、アスピーテラインの頂部に交わります。
ここからは昨日登って来たアスピーテラインを西に下って戻ります。
少し走ると蒸け湯温泉フケユオンセンを見下ろす駐車場にでます。
今日の晴天の下、昨日よりもずっと黄葉紅葉の木々が輝いていました!

これは、下って近くに行かなければ!本当に綺麗です!

ススキの白も合いますね!

全山、黄葉!黄色く輝く巨大な壁です!

ちらっと見えるのが蒸け湯温泉宿。バスが一台来ていてツアーガイドさんに
私の記念写真を撮ってもらいました。何と彼女も名古屋からのツアーとか!

晴天の下の、見頃真っ盛りの紅葉、蒸け温泉はとっても綺麗でした!
今旅のベスト紅葉(黄葉?)です!
この後、更に下ってこの日の宿、十和田湖畔に向かうのですが、
国道341に出たあと、少し南下して、昨夜の宿のご主人が奨めてくれた
玉川温泉に寄ることにしました。(途中の大場谷地湿原にも寄りました)
ここがすごい温泉でしたが次回、紹介します。
tag : 紅葉
八幡平の紅葉'16#2
八幡平ハチマンタイの紅葉'16その#2では、八幡平山頂近くの見返峠を発った後、
アスピーテラインで下る道沿いの風景をお届けします。
最初の写真は、アスピーテラインの東端、御在所近くの山肌です。
雲間から射す太陽光の下、笹原に赤と黄色の彩りがポツポツと点在します。

ここからは、撮影順に紹介します。
八幡平山頂までの散策を終え、見返峠から東南にアスピーテラインを
下りました。右手に見えた熊沼です。ここも、もう遅いのか?
彩は少な目でした!

更に下り、アスピーテライン東端、御在所の近くで美しい開けた風景に
出会いました。一面の笹原の向こうに街並みを見下ろせ、右には
形の良い岩手山が見えます。笹原に陽が入るのをしばし待ちました!

岩手山、頂部に雪をかぶり綺麗です!

陽が射して来ました!緑の笹原にポツポツと赤や黄色が美しい風景!
ナナカマドでしょうか赤い葉は僅かに残っていると言った印象!
1週間ほど遅かったのでしょうか?

一つ二つコーナーを回ったすぐ先で再び停車。
更に下方の笹原を見下ろせる場所がありました。多少低いせいか
未だ赤い葉が残っています!

アップ!巻頭の写真とほぼ同じ場所。

全体は、こんな感じです。同じ場所で写真を撮っていた女性が
「綺麗ですね~!どこかで見たような風景。」と言って少しおしゃべり。
確かに、長野県の志賀高原、ノゾキに似てますね!とお答えしました。

陽が入ったり、影になったりも綺麗でした!

更に2、3コーナー下って、またまたすぐに停車。
この紅葉の壁をバックに、記念写真も撮ってもらいました。

東北紅葉旅2日目、予定を変えて、八幡平に早めに来たのは正解でした。
このあと、当日の宿、クボタロッジさんへ向かいました。
以上です
tag : 紅葉
八幡平の紅葉'16#1
旅の二日目、10月13日の八甲田山麓は7時半頃から雨。
今回のもう一つの目的地八幡平の天気予報は晴れ間も期待できそう。
そこで、八甲田山の毛無岱登山は帰りの15日に回すことにして
朝食後すぐに、岩手県の八幡平へ向かいました。
八甲田山#3は八幡平の後に、報告します。
八幡平に入ると、予報通り晴れ!最初に目に入って来たのは、
大沼の紅葉です!ちょうど見頃で混雑していました。
ビジターセンターが併設され、大きな駐車場と公衆トイレも完備。
木道などが整備されて、一周30分ほどで歩けます。

雨の八甲田山から国道103で十和田湖畔を通って、鹿角市へ降り、
国道282を南下しT字路に突き当ったら、右折して国道341号線へ
10km程で左折し、県道23アスピーテラインで登っていきます。
ざっと130km程。

大沼一周。

全体には黄色が多く、所々に赤い葉が。

一番奥辺りで大きな楓が真っ赤に輝いていました!


太陽をさんさんと浴びた大沼の紅葉、とても綺麗だったのですが、
これらの写真は、エッとの印象。ちょっとがっかりしているところです。
やや専門的になりますが、C-PLフィルターをフルに効かせたことで、
反射光の白味がかりは無いのですが、メリハリの無いベタッとした
印象になってしまいました。改めて写真の難しさを感じています。

大沼の次は、蒸け温泉フケオンセンです。アスピーテラインの駐車場から
見下ろすことができ、ここでも多くの人が集まっていました。
あいにく日は陰ってしまいましたが、とても綺麗でした。

温泉から吹き上げる湯気の合間に、正に見頃の紅葉が見えました!

次は、八幡平山頂へ。見返峠の駐車場から30分程の簡単な山登りです。
駐車場はお店の近くは有料ですが、100m?程アスピーテラインを下ると
無料駐車場がありました。日は陰り、風も出てきて寒~い中、ちょっと
ブル-な気持ちでしたが、ここまで来たからと登りました。
登りが終り平坦な道になると、右手に八幡沼とその周囲の湿原が
見えましたが、雪交じりの天候に。

そして八幡平山頂1613mにつくと日が射してくれ、着きかけた樹氷が
綺麗でした!立派な木製の展望台から視界が開けます。2時前。

その後は、更にアスピーテラインを下り、黄葉を楽しみつつ、
この日の宿のある松尾八幡平温泉郷へ向かいます。
以上です
tag : 紅葉