美瑛・富良野の夏
(注:スマホではインターネットモードで見て下さい。黒地に緑字です)
今回は大好きな北海道の美瑛と富良野を紹介します。
7月の美瑛は花いっぱいです。圧倒的に多いのはジャガイモの花です。
広~い畑を、白い花、薄紫の花々が覆い、それはそれは見事です!

「美しい風景」と言う言葉がぴったり当てはまる美瑛と富良野の夏景色を紹介します。
風景写真家、故前田真三さんの作品で一躍有名になった場所ですが、私も2003年7月に初めて訪れて、その美しさにすっかり魅了されてしまいました。以後毎年1度は通っています。
今回は、初めて訪ねた2003年の写真を中心に、まさに人と自然が織りなす風景を見てください。
前田真三さんのようには撮れませんので、少しでも興味が湧いた方は、真三さんの写真集をご覧になることを推奨します。きっと感動されると思います。
美瑛・富良野には、素敵な名前のついた木立が、いくつかあります。
これは「哲学の木」と呼ばれています。頭を傾けて何かを考えている?

次は「親子の木」です。子供を中心に両親が手を繋いでいるようです
この年は、ジャガイモ畑に囲まれていました。
作物は毎年変わるので、景色も毎年変わります!これも魅力です!

少し遠くから「親子の木」

三角形の木は、「クリスマスツリーの木」と呼ばれています
夕焼けの写真で有名な場所ですが、昼間も絵になります。
丘の上は小麦、手前の緑は大豆か小豆でしょうか?

この並木に名前は無いようですが、すぐ左に
「セブンスターの木」がある場所です。赤屋根の小屋が可愛い!

この時期は、刈り終わった麦畑で、干し草ロール造りが盛んです。
ちょっと逆光ぎみで牧草が輝いて見えました! 千代田の丘にて

千代田の丘から、未だ残っている小麦畑。
林の向こうに美馬牛小学校の鐘楼が顔を出しています。

農作業車が干し草の帯の上を通って行くとロールが出来ます

干し草ロールの誕生です。カタツムリの大きな卵?!

小さな丘のてっぺんに赤いトラクター。絵本みたいでしょう!

畑のパッチワーク。単純ですが、とても綺麗です!

手前は収穫の時を迎えた秋撒き小麦、その向こうの緑色の麦との
対比がとても綺麗です。春撒き小麦なのかビール麦なのかは不明

道に沿って緑輝く麦畑

風になびく春撒き小麦?ビール麦?後者だと思うのですが。

広~い畑! 消毒や肥料の散布も大変です。斜面も活用します

美瑛らしい丘の重なりが見える新栄の丘。見回りも大変そう!

最後に、再び花を2枚。きがらしの花です。いずれ畑に鋤き込まれます。

最後は美瑛の夏に欠かせないもう一つの花、ラベンダーです。
美瑛には多くのラベンダー他の花園がありますが、殆どが入場無料と嬉しい。
この写真は、夏には電車の駅ができるファーム富田の一部。
更に広いラベンダー畑や、虹の丘など、とても癒される花園です!

いかがでしたか?
パッチワークの様な畑と重なり合う丘のうねり、綺麗な花々に可愛い木立。
美瑛と富良野郊外は、一面どこを撮っても絵になる、素敵な所です。
有名なスポットを分かりやすく示した地図が、案内所に用意されているので、地図に沿ってレンタカーで走り回る事をお奨めします! 最近は電動アシスト付きの自転車のレンタルも多いようです。記載されたスポットだけでなく、途中途中のあらゆる場所が、その季節、その作物、その時刻と太陽光線の状況によって、素敵な絵になって迎えてくれます。美しい風景を逃さず楽しんで下さい。素敵なペンションもたくさんありますヨ。
尚、故前田真三氏の写真を展示、販売している拓真館という、元小学校の校舎を改装した写真館があります。その右手には、お花畑があり、左手には白樺並木の小路もあり素敵な所です。現役で活躍されている高橋真澄さんの写真も大好きです。上富良野町にノースランドギャラリーと言う小さな写真館を開かれていますが、「丘をめぐる旅」と題する写真集では、美しい写真とその撮影場所が記載されており便利で嬉しい本です。前田氏や高橋氏の写真を見ると、美瑛と富良野の風景の素晴らしさを、一層深く感じられると思います。どちらも入場、観覧が無料と嬉しい。
秋冬も、また違った素敵な景色を見せてくれますので、いづれ紹介します!